Special Interview
- クリオスペシャルインタビュー -

水谷 隼 Jun Mizutani

日本の卓球選手。静岡県磐田市出身、木下グループホールディングス所属(取材当時はビーコン・ラボ所属)。2006年日本スポーツ賞優秀選手。2008年北京オリンピック、2012年ロンドンオリンピックの日本代表。世界選手権男子ダブルス3位2回。日本選手権男子シングルス優勝8回。リオ・デ・ジャネイロオリンピック男子シングルス銅メダル、男子団体銀メダル。世界ランク最高位は5位。※2016年10月現在

プレイスタイルは、左シェーク裏裏オールラウンド型。小さい頃から天性の卓球センスを持っており、柔らかいボールタッチと高い身体能力を活かした万能型のプレースタイルを取る。ラリーにおけるボールのコースの読みに優れ、ブロックを有効な戦術として用いることのできるヨーロッパ型のタイプである。元日本卓球協会のコーチであるマリオ・アミズィッチによればブロッキング・ゲームを主体に戦える数少ない逸材であるという。

2016年に行われたリオ・デ・ジャネイロ五輪では、シングルスとしては男女通じて日本卓球界初となる銅メダルを獲得。団体では男子初の銀メダルを獲得した。

水谷隼 オフィシャルサイト 公式ホームページ >>

クリオスペシャルインタビューの中でも、特にアスリートの内面に深く迫っていくロングインタビュー「カクシン!」。今回は、リオオリンピック男子卓球シングルスで銅メダル・男子卓球団体で銀メダルを獲得した水谷 隼選手にお話をうかがいました。クリオ公式パートナーの水谷選手が放つ、そのひと言ひと言に大注目です!(2016年取材)

あれは、一番厳しい試合でしたね。かなり飲み込まれてました。

CHRIO

リオ五輪で最も印象深かったことは?

水谷

シングルスの銅メダル決定戦で、最後1本とって勝った瞬間は今でも覚えています。

CHRIO

あの例の…?

水谷

ガッツポーズしてたシーンです。

※床に仰向けで大の字に倒れ込み喜びを表現

CHRIO

そのときの心境は?

水谷

小さいときからの夢だったし、オリンピックでメダルとるためにずっとがんばってきたので、その夢を叶えられた喜びですね。

CHRIO

過去出場した五輪(北京、ロンドン)との違いは?

水谷

北京とロンドン五輪で、メダルを期待されながら結果を残すことができずに、そこでの反省点を踏まえて、今回のリオでは絶対に自分のプレーをするという反省を活かして、今回は自分のプレーができるんじゃないかという自信はありました。ロンドンのときは少し緊張してしまい、メダルへの期待がすごくプレッシャーになり、なかなか良いプレーができずに負けてしまったので、今回はリラックスして良いプレーができたんじゃないかなと思います。自分の力は全部発揮できました。

CHRIO

「自分のプレーができる」という自信はどこから?

水谷

今年に入ってから、すごく安定して海外でのトーナメントで良い成績をあげることができて、また自分自身の中でも、感覚がすごい良くて、気持ちの面でも充実してたんじゃないかなと思います。

CHRIO

そしてリラックスもできていたと。

水谷

ロンドン五輪が終わってからたくさん試合に出て、メンタルトレーニングをかなりして、そこで得たものが今回の結果につながりました。今までだと極端に緊張してしまうことが試合では多くて、そのときは毎回結果が悪くて。逆にリラックスして臨んでいるときはすごく結果がついてきていたので。そのときと同じような感覚で、オリンピックも臨めるように努力してきました。

CHRIO

どんなメンタルトレーニングをするのか?

水谷

講習を受けたり、本を読んだり、自分でネットで調べたり。いろんな手段で勉強してきて、今回はそのメンタルがすごく良かったんじゃないかなと思います。

CHRIO

五輪では具体的にどんなことを意識した?

水谷

オリンピックだからといって、焦らないことですね。どうしてもオリンピックだからオリンピック前になると、ものすごい練習量をみんな増やしたがるんですよ。いっぱい練習したから試合では勝てるという、そこに結びつけようとする人がすごく多くて。僕はどちらかといえば、オリンピックだからといって練習量を増やしたり減らしたりとかは全くなく、普通にいつもと同じ感覚で、1つの大会としてオリンピックを見てきたので。試合前もいつも通りしっかり寝られましたし、期間中もいつも通り寝ることができて。ロンドンのときはものすごく緊張してて全然寝ることができなくて、パフォーマンスも悪くて、それがロンドンと今回のリオでは全然違ったかなと思います。

CHRIO

とはいえ、やはり緊張はあった?

水谷

もちろん全く同じプレーはできないですけど、普段の試合と(比べて)。メンタルがしっかりしていれば、試合の途中でも悪いプレーを立て直すことができるんですけど、メンタルが1回でも崩れてしまったらもう、ぐだぐだになってしまうので。今回は終始安定したメンタルというか、安定して自分の心をコントロールできたんじゃないかなと思います。

CHRIO

ブーイングを受けた試合もあったが?

水谷

(観客は)普通は静かですよ。サーブに入るときには静かにしなければいけないというマナーはあるので。サーブを構えたときにすごくブーイングが出るのは初めての経験だったので、今までやったことない雰囲気の中でやって。緊張はでもしましたね、普通の試合よりも。

CHRIO

かなり苦しんでいるように感じました。

水谷

あれは、一番厳しい試合でしたね。かなり飲み込まれてました。相手の選手が地元のブラジル人で、もうブーイングが今まで経験したことがないぐらい、すごくて。全然ボールの音とかも聞こえなくて、正直あの試合は負けるんじゃないかなと、途中で感じましたね。

CHRIO

どうやって立て直した?

水谷

いやもう本当に試合の中で、だんだんだんだん(立て直した)。リードしてて、追いつかれて。展開としてはものすごく悪くて。ただそこで、本当にちょっとした…なんだろう、追い詰められてきてて、もう気持ちが切れそうなんですけど、ここで切れたら絶対終わりだと思っていたので。細い糸が最後に残っててくれたというか、もう本当ギリギリのところで戦ってましたね。

CHRIO

今後世界(特に中国)との差をどう埋めていく?

水谷

シングルスの準決勝で、中国選手に敗れたんですけど…

CHRIO

馬龍選手?

水谷

はい。彼にはまだ1度も勝ったことがなくて。また中国人のトップ4といわれる4人にも、過去0勝33敗ぐらいで、1度も勝ったことなくて。どうしてもやる前から負けるんじゃないかっていう不安がすごいあるんですよね。それが準決勝での、あの0-3でスタートダッシュがものすごく悪かった部分にもつながっていると思いますし、逆に団体戦では初めてその中国選手を破ることができて、これから中国選手とやるときにはその不安がなくなるんじゃないかなと思います。だからこれからやるときは、今までと違う気持ちで中国選手との試合に臨めると思います。

よく試合中に考えるんですよね、苦しいときとか、家族のことを。

CHRIO

世界で活躍する原動力は?

水谷

自分にはもうこれしかないですからね、卓球しかないですから。ここで結果残せなかったらもう、生きていけないですからね。まぁ、そこはでも、人とは違うと思いますね。みんなは会社に入っていて、卓球ができなかったとしてもそこで就職してるので仕事をすればいいだけなんですけど、僕は、卓球やめたら仕事も何もないので。ここにかけてる気持ちが違うんじゃないかなと思います。

CHRIO

ご家族の存在も大きかったとか。

水谷

結婚してからすごく成績が良くて。子どもも生まれて、守るべきものができて…。よく試合中に考えるんですよね、苦しいときとか、家族のことを。そうすると、自然とどんな場面でも力が湧いてくるというか、それがエネルギーになって逆転勝ちできた試合もけっこうあります。

CHRIO

座右の銘は?

水谷

「卓球一筋」ですね。小学6年生のときに学校の発表会で習字で書いた言葉が、卓球一筋だったんですよ、まぁ、そのときから、約15年経ちますけど、今でも卓球一筋でやってこれているので、これからも卓球一筋でがんばっていきたいなと思います。

CHRIO

尊敬している人は?

水谷

とくにはいないですね。とくに誰かに憧れてこうなりたいというのは、今までにないですね。

普通が嫌いなので「普通の人にはならないぞ」というか、できれば少数派のほうにいつも入っていたいなとは思っています。

CHRIO

種類豊富なサーブはどう手に入れた?

水谷

卓球選手であれば、やっぱりサーブの種類は多ければ多いほど良いんですよね。たぶん普通の選手は10種類ぐらいしか出せないんですけど、僕は人のプレーを見て真似ることが得意なので、自然とサービスの種類も多くなっていって、約20種類出せるようになりました。

ルーティンがあると、なんかそこで成長が止まっちゃう気がするんですよ。

CHRIO

クリオのコンセプトは「挑む者を、ゾーンへ。」ゾーンとはどんな感覚?

水谷

ゾーンは本当にそれこそ、違う空間にいる感じになるんです。卓球の試合でいえば相手と自分しか見えなくなる。そんな感じです。

CHRIO

ゾーンに入る頻度やタイミングは?

水谷

ここ1番って試合のときはよくゾーンに入りますね。ほんとに大事な大きな試合のときは。

オリンピックのときとか、世界選手権のときとか。

CHRIO

ゾーンに入るために意識することがある?

水谷

ありますね。けっこう自分で意識してゾーンに入りますね。

CHRIO

では多くの試合でゾーンに入れると。

水谷

入りたくても、入れないときってありますね。すべての試合で入れるわけじゃないですし。それこそものすごい力を発揮するというか、ゾーンに入るのはそう簡単なことじゃないですね。

CHRIO

ゾーンに入るためのコツは?

水谷

普通の人には無理だと思います。そこまでの過程が大事だと思うし、そこまでいろんなものを、いろんな修羅場とかくぐり抜けて来ないと、なかなかゾーンには入れないんじゃないかと思います。

CHRIO

試合におけるルーティンは?

水谷

あんまりないですね。あんまりというか、何もないですね。基本的にルーティンしてたとしても、試合ではいつか負けるので。やっぱりあれは良くないなとか、それの繰り返しですね。何か始めたとしても、試合で負けたら変えて、また始めて変えての繰り返しです。

CHRIO

他のアスリートと比べてどう思う?

水谷

その競技にもよると思うんですけど、ルーティンがある人もいますし、何もない人もいますし、それはもう性格の問題だと思うんですけどね。別に、どっちが正しいというのは、全くないと思います。

CHRIO

あまり気にしないタイプ?

水谷

僕は気にしないですね。ルーティンがあると、なんかそこで成長が止まっちゃう気がするんですよ。

CHRIO

試合中、例えば勝っているときの心理状況は?

水谷

勝っているときは一本とるごとに勝ちに近づくわけですから、次絶対1本欲しいなって、こう…欲しくなるんですよね、次の1本が。負けているときはとられたら終わっちゃうので、とられたくないなという意識になるんですよ。粘らなきゃいけないなとか。勝っているときの方が気持ち的にはすごく楽なんですけど、相手にとられるごとに、ものすごいプレッシャーを感じます。負けているときは相手にとられても「あぁ終わっちゃうかな」ぐらいの気持ちなんですけど。

CHRIO

最近の活躍は逆転劇が印象的です。

水谷

勝っている選手って、少し油断するというか、その…空気がちょっと変わるんですよね。相手が少し油断したかなっていう。そういうときに自分が諦めないでプレーすればけっこう逆転できたりします。

CHRIO

相手がマッチポイントでも?

水谷

そこでダメかなって思ったら絶対逆転できないんですけど、そこで諦めないことがもちろん大事ですし、あとは相手が絶対にそこで意識するんですね、勝ちを。あと1本で勝ちだから。「絶対欲しい」とか、もしくは「あぁもうこれで勝ったな」とか。そういう雰囲気になったときにこっちがその隙を突くというか、こっちが諦めないで勝とうという執念を見せると、けっこう逆転できますね。

CHRIO

相手が勝ちを意識してるとよく感じる?

水谷

感じますね、空気がガラっと変わります。

肩だけはチューブトレーニングを毎回絶対しますね、必ず。

CHRIO

日々のケアで大切にしていることは?

水谷

ストレッチですね。まず、ウォーミングアップがけっこう長いですね。

CHRIO

その長さは?

水谷

だいたい30~40分ぐらいやりますね。

CHRIO

長くかける理由は?

水谷

それぐらいやらないとケガをしてしまうので。すぐに痛めてしまうんですよ。ちょっと激しい動きしたら、すぐに体のどこかが痛くなるので、とにかく長い間ストレッチして、完全な、万全の状態で、体を温めて練習に入らないと、激しいスポーツなのですぐにケガします。

CHRIO

とくに体のどこをケアする?

水谷

肩ですね。肩だけはチューブトレーニングを毎回絶対しますね、必ず。

僕はもう昔から肩をずっと痛めていて、10年間ぐらいずっと痛めてるので、そのチューブをやらないと卓球できないですね。

CHRIO

以前、リラックスタイムは「よく温泉に行く」と聞きました。

水谷

今でも温泉行きますね。しょっちゅう行きます。

CHRIO

どのあたりに行く?

水谷

僕は…内緒にしておきます(笑)。行きづらくなっちゃうので(笑)。

CHRIO

好きな食べ物は?

水谷

カレーですかね。自分でプロデュースしてるぐらいカレー好きですからね。 

CHRIO

オリンピックにもカレーは持っていった?

水谷

20個ぐらいは持っていきました。選手団としても、100個近く持っていったと思います。

CHRIO

普段もよく食べる?

水谷

よく食べます。オリンピックのときも毎日食べてて。唯一、負けた準決勝のときだけ、食べなかったんですよ。

CHRIO

それ、何だか悔しいですね(笑)。

水谷

食べてたら勝ってたのかな…というのはあるんですけど(笑)。朝の10時から試合だったので、さすがに10時から試合だと7時ぐらいにはもうご飯食べなきゃいけなくて、朝起きてすぐにカレーはちょっと思い浮かばなかったです。しかも、そのあと全勝すると思ってなかったので。団体も含めて。そのあと継続して食べたら、実は全部勝っちゃたという。

CHRIO

これからは毎日食べる?

水谷

これから試合のときは毎日食べなくちゃいけないです。もしかしたら、これがぼくのルーティンかもしれないです(笑)。

普通のどこかのブランドのネックレスかなと、たぶん見た人が思うので。

CHRIO

いつもクリオのネックレスをご愛用、ありがとうございます。

水谷

ネックレスは着けてて普通なんですよ。着けてないと気になってしょうがないんですよ。このへん(首周辺)がうずうずしちゃうんですよ。

CHRIO

最近はマグナネックレスがお気に入りだとか。

水谷

頂いたときはしばらく使ってなかったんですよ。ふとしたときに出てきて、いいなって思って、プライベートでも着けたらかっこいいなと思って。使い始めてから、そのまま練習でもつけるようになって、みんなが「何?何?」みたいに言ってくれるようになってから、余計にこれが良いなって思うようになりました。

CHRIO

どのあたりが気に入っている?

水谷

見た目が、僕はすごい好きでした。

CHRIO

カッコ良さがほしくなった?

水谷

ほしくなったんです。なんか、私服でもすごく合うなと思って。

普通のどこかのブランドのネックレスかなと、たぶん見た人が思うので。「これ何?」とすごい聞かれたんですよね。「いや、これクリオだよ。これ、イイでしょ」という感じでいつも会話が進んでいきます。

東京オリンピックでは今回とることのできなかった金メダルをめざして、また4年間、頑張りたいと思います。

CHRIO

これから挑戦していきたいことは?

水谷

挑戦というか、もっともっと卓球で活躍したいというのはありますね。

CHRIO

まさに「卓球一筋」?

水谷

はい。卓球以外のことは、まだとくに考えてないですね。卓球で活躍すれば、自然といろんなものはついてくるので。世界卓球でのメダルだったりとか、オリンピックの金メダルもそうですし、まだまだ勝たなきゃいけない大会はたくさんあるので、そこでもっともっと結果を残したいです。

CHRIO

最後に、これからに向けて一言!

水谷

リオのオリンピックでは、卓球界初のシングルスの銅メダル。そして、卓球男子初のメダルを獲得できて、本当に良かったです。東京オリンピックでは今回とることのできなかった金メダルをめざして、また4年間、頑張りたいと思います。クリオ、そして水谷隼を今後とも応援よろしくお願いいたします。

水谷選手愛用のクリオアイテムはコレ!

クリオ インパルスネックレス
水谷隼モデル

 

サイズ:[S] 43cm / [M] 50cm / [L] 65cm

■素 材:シリコン/14KGF/ステンレスワイヤー

 

水谷選手お気に入りのパープルのコンビカラー
 卓球ラケット型オリジナルチャーム付き

・ベストパフォーマンスを狙うアスリートに
 軽量化・耐久性を実現、
 身体に優しいスポーツアクセサリー

・購入者特典として、水谷選手のメッセージ動画が見られる
 スペシャルカード付き

 

 

インパルスネックレス 水谷隼モデル

 

クリオ マグナネックレス

 

サイズ:[S] 43cm / [M] 48cm

■素 材:ステンレス

 

水分や腐食に耐性があり、アレルギー性も低く、
 軽くて耐久性もあるステンレス仕様

クリオのブランドロゴが表裏に刻印された、
 シンプルの中にも力強さを表現したデザイン

・スポーツ時やオフシーンなど、
 オンとオフの枠を超えて常に身に付けられる

・検査合格印が捺印された保証書同梱
(90日間の無料メンテナンスが受けられます)

 

 

マグナネックレス